そもそも2022年8月1日現在の大塚商会アルファメールプレミアではphpのバージョンがWordPressの推奨バージョンに達していないので、WordPressを使用することは推奨できないわけだが。
政治的な理由で実施しなければならなくなったので、一応、手順をメモしておく。
大塚商会アルファメールプレミアへWordPressの移行の手順
全体の流れ。
- php と DBのバージョンを変更する
- DBを作成する
- 大塚商会アルファメールプレミアにWordPressを新規インストールする
- All-in-One WP Migration で移行する
1つずつ見ていく。
php と DBのバージョンを変更する
phpを7.2にバージョンアップする。
phpの選択肢に7.2がない場合、サーババージョンが1かも知れない。
その場合、サーババージョンを2に変更してからの実施となる。
※phpのバージョンを変更するときは、数分間Webサーバが停止するので、できれば予め関係者と調整しておくこと(僕がやったときは1分以内の断だった。というか断した瞬間を確認できぬ間に立ち上がってた)
DBについても、古いバージョンのMariaDBが選択されている場合、WordPressの推奨バージョンにあげておく。(MySQLでもええけども)
DBを作成する
- DBが停止している場合作成できないのでまず起動させる。
- 初めての場合、1つDBが作成されるのでパスワードを変更する。
- 初めてじゃない場合、1つDBを別途作成して、パスワードも設定する。
大塚商会アルファメールプレミアにWordPressを新規インストールする
大塚商会アルファメールプレミアへのWordPressインストール方法は、こちらに載っているのでこのとおりにやる。
完全に手動なやり方ですわ。
All-in-One WP Migration
All-in-One WP Migrationプラグイン使ったら楽。
大塚商会アルファメールプレミアで、All-in-One WP Migrationプラグインを使用する場合、エクスポートする場合は不具合があるが、今回はインポートだけなので関係なし。
ちなみに、インポートできる容量はデフォルトでは、200MBだった。
サブディレクトリにインストールしてWordPressコンテンツをDocumentRootで公開する場合、サイトアドレス (URL)を変更する
サイトアドレス (URL)
の設定が何故か、おかしかった。
でなければならないところ、
https://example.com/wordpress
になっていた。
その場合、以下のように修正する。
WordPressダッシュボード
設定 > 一般より、
サイトアドレス (URL)にある、
末尾の
/wp/
を取る。
「All-in-One WP Migration」では、無料では512MBまでインポートできる
2022年8月1日現在、「All-in-One WP Migration」では、無料では512MBまでインポートできる。
無料で512MBまで拡張できる追加プラグインが、本件のDLページから消えてたので、php.iniなどいじる必要がある。
「All-in-One WP Migration」で移行できない場合、手動で移行する必要がある
容量オーバーなどが原因で、「All-in-One WP Migration」で移行できない場合、手動で移行する必要がある。
phpMyAdminをインストール&セットアップ
大塚商会アルファメールプレミアでは、なんとびっくりDBをいじれる環境が用意されていない。
そのため、DBのDUMPリストアをするためには、phpMyAdminをインストール&セットアップしなければならない。もちろん。ファイル群をダウンロードして、設定ファイルをいじって、、、という手動作業が必要。
手順はこちら。
ファイルを移行する
ファイルを手動で移行する。
DBのDUMPファイルを移行する
phpMyAdminを利用して、DBのDUMPファイルを移行する
ドメインを変更する
大塚商会アルファメールプレミアで、wp cli は使えないので、Search & Replaceを利用する。
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