結論
クラスA,クラスB,クラスCとは、クラスフルといい、これは古い概念であり、現在は使われてない。
現在はクラスレス(192.168.0.0/16 みたいなの)が使われる。
クラスA,クラスB,クラスCとは(=クラスフル)
・クラスフルとは、IPアドレスの割り当て方式の一つであり、現在は使用されていない。
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IPアドレスの割当方式っていうのは、IPアドレスはどこからどこまでの範囲を割り当てていいかっていうやつやな。
クラスはその規模によって、「クラスA」「クラスB」「クラスC」に分けられます。※1これらを10進数のアドレスで表記した場合、それぞれのクラスの上位ビット、アドレス範囲、ネットワーク部のビット数と利用できる最大ホスト数は表1のようになります。このような方式を「クラスフル」と呼びます
クラス 上位ビット アドレス範囲 ネットワーク部のビット数 最大ホスト数 A 0 0.0.0.0 ~ 127.255.255.255 8ビット 16,777,214 B 10 128.0.0.0 ~ 191.255.255.255 16ビット 65,534 C 110 192.0.0.0 ~ 223.255.255.255 24ビット 254
https://www.nic.ad.jp/ja/newsletter/No26/090.html
クラスA、B、Cの範囲が分かりますな。
そしてクラスA、B、Cの分け方を、クラスフルと呼ぶ、と。
現在は、クラスレス(CIDRで表現する)
現在はクラスフルではなく、クラスレスに置き換わっている。
クラスレスでは、ネットワーク部のビット長(プリフィクス長といいます)を明示する必要があるため、アドレスのあとに / で区切って プリフィクス長を表記します。
(例)
192.168.0.0/28 = 192.168.0.0~192.168.0.15 (16ホスト)
→ネットワーク部28ビット、ホスト部4ビット
アドレスのあとに / で区切って で表現するのは、CIDRと呼ばれるものですな。
CIDRは、「サイダー」と読みます。
え?サイダー飲みたくなってきたって?
しょうがないっすなぁ。
ほい。
。。
戻ります。
また、IPv4アドレスにはプライベートアドレスとグローバルアドレスという概念があります。前者はインターネットに直接接続されていないネットワークで自由に使って良いとされるアドレスで、以下の通り範囲が定められています。
(プライベートアドレスの範囲)
10.0.0.0 ~10.255.255.255(10.0.0.0/8)
172.16.0.0 ~172.31.255.255 (172.16.0.0/12)
192.168.0.0 ~192.168.255.255 (192.168.0.0/16)
LAN内に振っていいIPアドレスの範囲はちゃんと決まっていて、上記の中から決めないといけない。
一般家庭だと大量なIPアドレスは不要だから一番下の「192.168.0.0/16」が使われますな。
なのでコンシューマー向けルータなどはデフォルトで「192.168.1.0/24」(254台登録できる)みたいな範囲が設定されてますな。
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