仕事ではどうすればいいのか?の、結論
正確に言うと、
JIS X 8341-3:2016と、WCAG最新バージョンであるWCAG2.1の内容が違う。(WCAG2.0からWCAG2.1には追加された項目がある)
なので、仕事の要求仕様書などで「JIS X 8341-3:2016に準拠」と書かれていた場合は、
JIS X 8341-3:2016(WCAG2.0)
に従えば良い。
ヨーロッパなど外国もターゲットにするサイトの場合はWCAG2.1に従うほうが良い。
欧州連合
(EU) はWCAG 2. 1を採用していることで知られています 参考:gihyo
我が国はJISがISOと一致させるという原則を堅持している
WCAG2.1はまだISO規格にもなってないみたいっすね。
以下、ワシの経緯と詳細
WCAGのページ眺めてたら見知らぬ達成基準があった
ある日WCAGのページ眺めてたら見知らぬ達成基準「1.4.11」なるものを発見。
達成基準「1.4.11」なんて見覚えないから、あぁ~多分「AAA」規格のやつやなー。
思ってたら、
ファッ!?「AA」やないか((((;゚Д゚))))
今までアクセシビリティ試験に含めてなかったんだけど!?
あれでも、アクセシビリティ対応しているサイトの試験結果見ると1.4.11なんてどこも書いてないな。。。
調べてみると、1.4.11は、WCAG2.1で新しく追加された達成基準であるとのこと
日本ではJIS X 8341-3:2016 すなわち WCAG 2.0 への対応までが殆どですが、
なるほど、
JIS X 8341-3:2016 = WCAG2.0
なんですな。
達成基準「1.4.11」は、WCAG2.1で追加されたと。
WCAG2.1で追加された項目は17個
で、WCAG2.1で追加された項目は17個の模様。
新しく17項目が追加されたのが WCAG 2.1 です
追加された達成基準がなんなのかは、同サイトの下部に、表でまとめられております。ありがたや~。
WCAG 2.1 は 2018年6月5日に勧告(Recommendation勧告)になりました。
ていうか2018年に勧告されてたんですね。知らなんだー。
勉強不足ですんまそん。
人の文句ばっか言ってる場合じゃなかったっすね。
WCAG2.1で追加された項目はAとAAだけに絞ると、12個
追加された達成基準はレベルAおよびAAで12と多くあるため
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