達成基準 2.3.1 (3 回の閃光、又は閾値以下)は、必ず適用になる?

Webアクセシビリティ
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達成基準 2.3.1 (3 回の閃光、又は閾値以下)

を満たすための達成方法、

G19: どの 1 秒間においても、コンテンツに 3 回よりも多く閃光を放つコンポーネントがないことを確認する

には、適用(対象)が以下のように記述されている。

「あらゆるウェブコンテンツ技術」

 

その他2つの達成方法も同様。

  1. G176: 閃光を放つ領域を十分に小さくする
  2. G15: コンテンツが一般閃光閾値及び赤色閃光閾値を越えていないことを確認するためにツールを使用する

結論:必ずしも、適用にする必要はない

じゃあ全部適用にすべきでは?

と思うが、

「閃光」や「点滅」が無ければ適用にする必要はないと思われる。

  • ここで「点滅」と書いた理由は「2.3.1を理解する」の以下の注記があったから
    • > 注記: 「点滅」と「閃光」は、同じコンテンツを指すこともある。

 

総務省などの試験結果を見ると、やはり適用にされていない。

 

実装チェックリストで試験するときに一番時間をかけて頭を悩ませていたのが、「適用にするかどうか」という点なのだが、そんなもの、すべて適合できていれば実際のアクセシビリティには関係ないので、考えるのアホらしくなってきたな。。

 

 

 

後日追記:AIに聞いたら意見が別れた。

  • ChatGPT3.5・・・つまり、閾値を超えないような点滅や閃光がない場合、この基準は適用されないことがあります。
  • Bingチャット(GPT-4使用)・・・つまり、閾値を超えないような点滅や閃光がない場合、この基準は適用されないことがあります。

AIとしては適用が優勢に感じた。

静的なページが対象で適用にする場合、実装チェックリストでは

静的なページつまり点滅や閃光がないページでも2.3.1を適用とする場合、
実装チェックリストでは、達成方法も適用かそうでないかを記述する必要がある。
以下の通りにする。

  • G19・・・・適用
  • G176・・・非適用
  • G15・・・非適用

G19のみ適用にする。

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