G182: 文字色の違い~視覚的な手がかりを確保する 適用基準

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G182: 文字色の違いが情報を伝えるために使用される場合に、利用可能な追加の視覚的な手がかりを確保する

が適用になるかどうか。

標準のリンク文字を使用していれば適用になる

達成方法の事例を見ると以下のようにある。

  • 同じページ上の他のテキストと異なる色で表示し、また色が識別できなくともリンクを識別できるよう下線とともに表示するのが、リンクの標準的なフォーマットである。

https://waic.jp/docs/WCAG-TECHS/G182.html

 

リンクの色を変えてなければ適用になる。

 

適合か

 

リンク文字の話でいくと、

スタイルでリンク文字の色が青色のままなのに下線をなくしてしまうと適合でなくなってしまう。

 

 

 

F73: 達成基準 1.4.1 の失敗例 - 色覚なしで視覚的にはっきりと分からないリンクを作成するによると、以下は不適合。

  • マウスオーバーしたときにだけリンクに下線が表示される

しかし、

ナビゲーションリンクなど、いくつかのリンクは、ページデザインや文脈から視覚的に明らかであるが、テキスト内のリンクは、

ということで、グロナビなど、前後の文脈で判断が付く場合は、適合になりえる。

注記 1: 赤とピンクは同じ色 (色相) だが、明度が異なる (色彩ではない)。赤とピンクは明度 (コントラスト) の差が 3 : 1 以上である限り、明度 (色彩ではない) によって異なるため、「色 (色相) のみで区別できない」という要件を満たす。(例えば、周囲のテキストが赤でリンクがピンクならば合格となる。同様に明るい緑と暗い赤は色と明度の両方で異なるため、フォーカスやポインティングする前にコントラスト (明度) の差が 3 : 1 以上の場合は通過する)

これめっちゃ分かりづらいけど、

周囲のテキストリンク周囲のテキストだった場合、周囲のテキストとリンクの差が無いから、色だけで区別できるとは判断されないので、下線がなくても不適合じゃないよ、ってこと。

あでも、失敗例1を見ると反対の事が書いてあるな。↓↓

失敗例 1:
ウェブページの本文のテキスト内に、多数のリンクが含まれている。これらのリンクは、下線がなく、ボディテキストに非常によく似た色で表示されている。利用者は、本文のテキストとリンクを見分けられないため、このウェブページは失敗例である。

どっちだよ。。。
失敗例1のほうが正しそうかな。

  • あと、健常者が見て、色の差でリンクが判断できない場合は不適合にならない。色の差が分かる人も分からない人も平等だからオッケーということ。

  • 下線だけじゃなくて、太字で差を表現してもオッケー。

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