H39: テーブルにcaption 要素を使用するは、必ずしも適用しなくてもいい | クズリーマンのカス備忘録

H39: テーブルにcaption 要素を使用するは、必ずしも適用しなくてもいい

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caption要素とは

caption要素とはtableに対して視認できる(目で見える)見出し。

H39の適用判断基準

caption要素が使われていれば、適用

caption要素は必ず使う必要があるか?

これについては、必ずしも使う必要は無いと思われる。

以下根拠。

html5より前には、caption要素に似た要素で、summary属性というものがあった。

summary属性を使えば、目に見えない形でtableの概要を提供することができた。

caption要素が使われていない場合はsummary属性でtableの情報を提供していた。

だが、html5以降、summary属性は廃止された。

 

なので、tableの概要をセマンティックに提供するのは基本的にはcaptionしかない。

 

captionが必ずしも必要でない根拠1

H39: データテーブルのキャプションとデータテーブルを関連付けるために、caption 要素を使用する

を見てみると、解説で以下のように書かれている。

この達成方法の目的は、提示でテーブルの表題を付ける場合に、

場合に

ってことは、裏を返せばテーブルの表題を付けない場合もあるということ。

 

また、手順を見ると、

各データテーブルごとに:

  1. テーブルにcaption要素が含まれていることを確認する。

と手順1で書かれている。

必ず必要なら、

「全てのデータテーブルにcaption要素がついており」

みたいな記述がされているはず。

その記述が無いということは、必ずしも必要でないと思われる。

 

captionが必ずしも必要でない根拠2

captionのないtableがあるhtmlファイルを、

miChecker Version: 2.0.1

で「アクセシビリティ検証」してみたが、

エラーが出なかった。

 

miCheckerは過去バージョンでバグもあったのであんまり信用はしてないが。

 

miCheckerを使用することが要件になっているプロジェクトでは根拠にできると思う。

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