JIS X 8341-3:2010
のときにはできてたんですがね。
5.3 部分適合に関する記述-第三者によるコンテンツ
旧規格では、「第三者によるコンテンツ」に該当する部分を除いて試験をすることが可能とし、達成基準を満たしていない「第三者によるコンテンツ」があったとしても、そのウェブページは適合しているとみなすことができた。
しかし、『WCAG 2.0』では達成基準を満たしていない「第三者によるコンテンツ」がある場合は、そのウェブページは適合していない扱いとなる。この点において、『JIS X 8341-3:2016」は旧規格と異なるため、注意が必要である。
出典:WAIC
JIS X 8341-3:2016
では第三者によるコンテンツを除外してそのページを試験する場合、不適合にせねばなりますまい。
不適合を回避する手段
もちろん、Webアクセシビリティはすべての人に公平にコンテンツを提供することであるから、「回避する」だなんてことは本来の趣旨から外れておりますが、一応考えてみます。
1. 試験対象から外す
試験対象ページから、第三者コンテンツが含まれるページを除外します。
しかしこの場合でも、ウェブアクセシビリティ方針のページにはちゃんと例外事項として第三者コンテンツを例外とすることを明記しましょう。
2. 一部準拠扱いとする
第三者コンテンツが含まれるページを試験対象とするが、第三者コンテンツのみが適合できない場合は一部準拠(一部適合)扱いにする。
https://waic.jp/wp-content/uploads/2016/05/201605_waic_seminar_ueki.pdf
P36より。
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