この記事では、Apacheにおいて、ディレクトリ一覧を表示する場合のオプションになるディレクティブについてまとめる。
通常のWebページ公開では利用することはない。(ディレクトリ一覧表示は通常はOffにすべき設定)
AddIconByEncodingディレクティブとは
AddIconByEncoding ディレクティブは、IndexOptions ディレクティブの FancyIndexing オプションにおいて、表示するアイコンを MIME 符号化方法で設定できます。
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つまり、
ブラウザのアドレスバーで、URLを末尾がファイルでなくディレクトリで終わる指定にしていた場合、ディレクトリや、ファイルの拡張子に沿ったアイコンを表示する設定になっている場合、(FancyIndexing がOnの状態。ちなみにFancyIndexing は、デフォルトでOn)、表示するアイコンを指定できる。
こういう画面。↑
普通のWebサーバだと、セキュリティ上宜しくないなどの理由で、オフにする。
やり方:Options -Indexes
Apache公式説明
AddIconByType ディレクティブ
こちらも、AddIconByEncodingディレクティブと同じで、
FancyIndexing
において、ファイルの隣に表示するアイコンを設定します
参考:
mod_autoindex - Apache HTTP サーバ バージョン 2.4
AddIcon ディレクティブ
こちらも、AddIconByEncodingディレクティブと同じで、
FancyIndexing
において、利用される。
FancyIndexing
において、 name で終わるファイルの隣に表示するアイコンを設定します。
参考:
mod_autoindex - Apache HTTP サーバ バージョン 2.4
これはファイルのアイコンの指定。
DefaultIcon ディレクティブ
こちらも、AddIconByEncodingディレクティブと同じで、
FancyIndexing
において、利用される。
FancyIndexing
において、 特定のアイコンがない場合にファイルに表示するアイコンを設定します。参考:
mod_autoindex - Apache HTTP サーバ バージョン 2.4
IndexIgnore ディレクティブ
こちらも、ディレクトリ一覧を表示する場合(Options Indexes)のもの。
IndexIgnore
ディレクティブは、 ディレクトリの一覧を行う際に無視すべきファイルリストに追加します。参考:
mod_autoindex - Apache HTTP サーバ バージョン 2.4
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