G92で言っている「長い説明」とはaltとは限らない

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G92: 非テキストコンテンツに対して、それと同じ目的を果たし、かつ同じ情報を示す長い説明を提供する

について。

 

「解説」にはこうある。

この達成方法の目的は、短いテキストによる代替が十分ではないとき、もとの非テキストコンテンツと同じ目的を果たし、同じ情報を提示する長いテキストによる代替を提供することである。

 

G92: 非テキストコンテンツに対して、それと同じ目的を果たし、かつ同じ情報を示す長い説明を提供する | WCAG 2.0 達成方法集

他の文章を読んでも、

短い説明はaltで提供、長い説明はそれ以外で提供する状況を想定しているように見える。

 

この達成方法の説明では、短い説明についてもaltでやるとかは書いていないが、

H37: img 要素の alt 属性を使用する

を見ると、

img 要素を使用するときは、簡潔なテキストによる代替を alt 属性に指定する。

と記載されている為、altは短い説明を入れるべきものと捉えられる。

 

⇒公式ではないが、かなり信頼性の高いサイトでは以下のように説明されていたりもする。

alt=”ポートライナー三宮駅から「神戸空港」方面に乗り、6つ目の「医療センター駅」で下車します。改札を出たら右に曲がり、その次の角を左に曲がります。そのまま600メートル程まっすぐ進み、つきあたりを右に曲がれば、神戸インキュベーションオフィスです。”

 

alt属性の良い事例(つけ方・書き方)|情報バリアフリーポータルサイト
このページではalt属性の良い事例(つけ方・書き方)をご紹介しています。

 

まとめ

 

  • 「長い説明」は、目に見える文章と捉えるのが自然
  • altには簡潔なテキスト=「短い説明」をつけるべきだが、altが長くなっても不適合ではない

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